安定=手に職つける?
近年流行しているコロナウイルスは世界各国に大きな影響を与えています。日本ももちろん例外ではありません。
皆さんもご存じの通り、従業員の削減や新入社員の内定取り消しなど、
雇用に関しても非常に大きな影響があった出来事です。
今現在もまだおさまってはいないですが、転職市場ではコロナ前の市場以上に戻りつつあります。
その大きな影響を及ぼしたコロナウイルスの影響からか、
安定を求める20代が非常に多くなり、未経験から手に職を付けられる職種に転職したいとよく耳にするようになりました。
手に職を付けるというのは、自分に知識や技術を蓄積し、
どの会社でも戦力として活躍していけるイメージがありますよね。
また、誰にでもできる仕事ではなく、自分だからできる仕事となると市場価値も上がります。
需要が高い分野のスペシャリストになることで、どんな時代が来ても広く活躍することができるでしょう。
未経験から手に職付く専門性の高い仕事の共通点
未経験から手に職が付く専門性の高い仕事はどのような職業があると思いますか?
これから目指していきたいと考えている方へ、共通している特徴をご紹介していきます。
▼代わりがいない▼
専門性の高い仕事は代わりになる人がいないため、会社からも重宝されるケースが多いです。
それは医師や政治家、弁護士といった難しい職業でなくても、「この人から買いたい」とお客様にいわれる営業や、
「部下を教育していくマネジメント力が高い」と評価される人などが当てはまります。
「この仕事はあの人でないとだめだ」と思われるような人は、
代わりになる人材が少ないことから「高収入」や「出世」などのメリットが得られやすくなります。
一見、手に職ではないのでは?と思うかもしれませんが、これも歴とした安定になります。
自分の「市場価値を高める」ということが安定ともいえるかもしれませんね。
▼生活に欠かせない▼
皆さんは生活に欠かせないものって何を連想しますか?
服や住まい、食事、携帯などいろいろとあるかと思います。
いわゆる生活必需品といわれるものです。
生活になくてはならないものに従事することも安定につながってきます。
その中でも、携帯に関するIT業界は世界的に需要が上がっています。
専門的なスキルかつ、生活に欠かせない部分に携われるため、専門性が非常に高いです。
未経験から手に職付けられる仕事4選
未経験から手に職が付けられ、安定を目指せる仕事をご紹介していきます。
▼営業職▼
営業職が手に職付くの?と思った方もいるかもしれませんが、
どの会社でも営業職は重宝される傾向にあります。
なぜなら、営業職はあらゆるスキルを駆使できるためです。
例えば、
提案力・交渉力・コミュニケーション力・ヒアリング力・行動力・マーケティング能力
対応力・課題発見力・ロジカルシンキング・クロージング力 など
数多くのスキルが必要になってきます。
このように多くのスキルを身につけられるのは、営業職ならではのスキルだと言えるでしょう。
▼ITエンジニア▼
手に職つける職種の代表格といってもいい職種になります。
非常に専門性が求められる職業ではありますが、2030年には79万人のIT人材の不足になると言われています。
その背景から、各企業も採用に非常に注力していますが、経験者のITエンジニアを79万人も集めることは不可能です。
そこで、未経験から育成をし、1人前のITエンジニアにさせるために未経験を採用しています。
ITエンジニアは、世界的に見ても非常に需要が高い職業であり、
知識と経験が身に付けば場所にとらわれず働くこともできます。
また、フリーランスとして自分の裁量で働くこともできるため、
未経験から手に職つけて働く職業としては人気な職業になっています。
▼施工管理▼
施工管理とは、建設現場の監督者のことを指します。
施工管理も未経験から手に職が付けられる職業として注目されています。
きつそう、残業多そう、汚そうなど厳しいイメージを持たれている方が多い職業ではありますが、
近年ではコンプライアンスや社会からの見られ方が厳しくなり、かなり環境が改善されています。
また、「施工御管理技士」という国家資格があり、専門的なスキルを身につけられると同時に、
中には、未経験から年収1000万稼いでいる施工管理の方もいらっしゃるくらいです。
キャリアアップも、大手ディベロッパーや建設会社に転職してキャリアを上げている方もいるため、
未経験から手に職つけて安定したい職業にオススメです。
▼介護士▼
介護士もかなり注目されてきている職業になります。
最近では、国が賃金の底上げを行い、平均年収が上がりました。
なぜ注目されているかというと、日本が少子高齢化社会になっているという背景があります。
いわゆる若者が少なくなり、高齢者が増えるということですね。
そうなると何が起きるかというと、高齢者のお世話は誰が見るのかということになります。
全ての世帯が働かないで介護できるというわけではないので、介護施設に入居をします。
高齢者が増えるということは、入居者の数が増えるということになってきますので、
どんどん介護施設の数を増やさなければなりません。
そうなると必然的に介護士が足りないということになります。
介護士も「介護福祉士」という国家資格を取得でき、施設の運営やマネジメントなどにも携われます。
未経験から手に職付く仕事に転職する際に気を付けること
皆さんが「やりたい」と思う仕事に対して、未経験や無資格での条件は多いと思います。
そのような状況であるために、「本当にできるのか」「難しいのでは」と思う方も多いでしょう。
でもまずはチャレンジすることをおすすめします。良くも悪くも挑戦してみなければ何も生まれません。
自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを優先して動いてみることはとても大事なことです。
まずは勇気をもって一歩踏み出してみてください。
▼年齢▼
未経験の職種に転職する際は、確実に早いほうがいいと言われています。
理由は素直さが非常に求められるためです。
また、職場での年齢のバランスも考慮されるため、
20代でのうちに挑戦するほうが望ましいです。
▼意欲▼
転職するうえでもちろん意欲は必須ではありますが、特に意欲は大切になってきます。
未経験から挑戦するので、事前準備や将来のビジョン、なぜ挑戦したいと思ったのかを
自分の言葉で伝えていかなければなりません。
面接官が見ている重要なポイントになります。
まとめ
未経験職種への転職はもちろん、簡単なことではありません。
しかしながら、挑戦をしなければ何もつかむことはできません。
こだわりすぎも良い結果が必ず生まれるというわけでもありません。
このバランスをうまくとりながら進めていくことが、良い転職活動といえると思います。
また、浅いイメージだけで転職活動を行ってしまうと入社してから失敗したと気づくことがあります。
未経験の職種に挑戦するときは特に調べるようにしましょう。
良くある話だと、WEBマーケティングが代表に上げられます。
よく耳にする職種だと思いますが、実際の仕事内容は高度な専門知識だったり専門用語が飛び交っています。
それらを学びながら仕事をしていかなければいけないので、非常にハードになることもしばしば。
また、数字の分析なども行っていくため、ロジカルシンキングができないと非常に苦労する仕事です。
ここまで知らずにWEBマーケティングをやりたいだけで活動をしてしまうと、
特にギャップが起きやすい傾向になりますので、良く調べて進めていきましょう。
また、転職エージェントに話を聞くこともおすすめです。
様々な仕事を理解しており、自分に合った仕事をおすすめしてくれます。
面接の対策や履歴書の添削などもしてくれるため、転職活動尾のよき伴走者になってくれるでしょう。
まずは気軽に相談してみるのもいいかもしれませんね。