1 SEの仕事内容

 

SEの仕事とは、顧客の要求から仕様を決定して大まかな設計をするまでの情報システム開発における上流工程を担当します。

 

その時に、予算や人員、進捗管理を含めマネジメント業務も重要な仕事です。

 

しかし、企業や研究チームによってはSEの仕事は異なる可能性もあります。

 

 

 

【工程】

 

要件定義

 

最初に顧客に対してヒアリングすることで、顧客がどのようなシステムを利用しているのかを明らかにさせます。

 

基本設計

 

顧客のニーズを実現するために、システム設計を行う行程のことです。

 

要求分析や要件定義のデータを基に表示方法などどのような形で行うのかを考えます。

 

詳細設計

 

基本設計で決めた実装予定の機能に対して、どのような技術で仕組みを実現させるのか設計する業務のことです。

 

プログラマーがプログラミングするために細かな設計を行います。

 

テスト

 

プログラミングが全て完了し、システムが設計通りの動作をするのかテストする行程です。

 

保守、運用

 

システムの保守は、運用を開始したシステムの障害の対応を主に行います。

 

障害が発生した場合は、原因の特定から解決まで行い、システムの復旧を目指します。また、日常的なシステムも重要な義務となっています。

 

客策常駐と自社開発で働き方の違いとは?

 

SEの中には、客策常駐と自社開発と呼ばれる働き方の形態があります。

 

客策常駐とは、クライアント企業に駐在してシステム開発を行うことです。企業から任されるプロジェクトによって、関わる業務は様々です。

 

多種多様なシステム開発ができることや人的ネットワークが広がることは常駐として働くメリットがあります。

 

2 SEの平均年収、残業時間

 

SEの平均年収は、400~600万円です。

 

未経験可のポテンシャル求人だと、年収250~550万円です。経験を積んでいけば、年収も必然的に高くなります。

 

SEの平均残業時間は、月16時間です。つまり、1日あたり1時間程度の残業をしている結果になります。

 

3  SEの年収が高い理由

 

現在IT業界では、人手不足が深刻であます。

 

プログラミングなどの専門的な知識を身に付けることで有利になります。

 

高い専門技術と高度な対人スキルが必要なため

 

プログラミングスキルは希少価値が高いのでプログラマーとして3~5年経験を積んだ後にSEになる方が多いため必然的に年収UPする傾向があります。

 

他の職種と違って残業が多い

 

SEは主にシステム構築ですが、どんな案件も決めた納期に作業工程のスケジュールを組んでいます。そのため、納期に対して遅れが出た場合残業になることがあります。

 

 

4 未経験でも働くことは可能なのか?

 

未経験でも、SEとして働くことは可能です。

 

ITの需要が増えているのに対してSE不足は深刻であるため挑戦しやすいです。しかし経験や知識が無いため、入社してから身につけなければならないことが多いです。

 

また、未経験で転職しやすいのは20代前半までです。20代前半までだとポテンシャル採用のため転職しやすくなります。

 

 

   採用方法

  対象年齢       採用基準
 ポテンシャル採用   20代前半   今後成長して貢献するのか
  キャリア採用   30代以上    これまでの経歴・実績

 

 

5 初心者がプログラミング言語を学ぶななら?

 

プログラミングとは、人間がコンピューターに命令を伝えるための言語です。

 

現在、プログラミング言語は200以上の種類がありそれぞれの言語によってできることも異なります。

 

プログラミングを習得するためには継続的な学習が必要不可欠です。

 

初心者におすすめのプログラミング言語

 

HTML  CSS   JavaScript

 

HTMLはブラウザの見た目を構成し、CSSは見た目を装飾するためのコンピューター言語です。

 

・言語を書いて動かことができる

・コードを打つことで、完成系が可視化して見える

・短期間で基礎的なことが見につく

・報酬が安いが、副業としての需要がある

 

HTMLとCSSを身に付けた後にJavaScriptを習得すると良いでしょう。

 

Java

 

Javaは汎用プログラミング言語と言われ、アプリからWebサイトまで幅広く活躍しています。需要が高いですが、文法のルールや種類が多いため初心者は難易度が少し高いです。

 

インターネット上に初心者向けの情報も掲載されているので参考にすると良いでしょう。

 

 

PHP

 

Webサイトに特化したプログラミング言語です。

 

・Webサイトの見た目には見えない裏側の処理

・ログインユーザーや操作内容によって、Webサイトの見た目を変えたい処理

 

 

6 SEの仕事に向いている人の特徴

 

 

コミュニケーション能力

 

クライアントとエンジニアが直接やりとりする機会があるため、対応力が求められます。

 

コミュニケーション能力では、自分の考えをまとめるだけでなく相手の考えの意図を汲み取ることも必要です。

 

 

問題が起きても的確に対処できる

 

トラブルに対して的確に対処できる人はSEに向いています。

 

特に、保守も担当するSEの場合はトラブル発生時に迅速で的確な対応をすることが求められています。

 

論理的に物事を考えられる人

 

論理的思考ができる人はSEに向いています。

 

システム設計を行う場合は、この設計値はどのようにして導き出されたのか、どこに根拠があるのかを考えなければなりません。

 

そのため、物事の法則を理解した上で順序立てて物事を考えられれば向いているでしょう。

 

6 キャリアパスの考え方

 

これまでのキャリアパス例

 

PG(プログラマー) 1~3年目

SE(システムエンジニア)3~8年目

PL(プロジェクトリーダー)8~10年目

PM(プロジェクトマネージャー)10年目~

 

①自己分析を行う

 

SEはシステムやアプリケーションの設計、開発を行う職種です。

 

しかし、システムによって求められるスキルは大きく異なります。

 

そのため、自分がどのような仕事をしたいのか分析することが重要です。

 

例えば、AIやIoTの開発プログラムを開発するのと、ITインフラを運用・構築するのではスキルは大きく異なります。

 

そのため、何も理由を考えずにSEになると自分のやりたい方向性とズレてしまう可能性があります。

 

②今後重要性が増すIT分野で活躍する

 

SEとして長く活躍するには、今後需要が高まる領域の職種を把握した上でキャリアパスを設計することが重要です。

 

特に重要性が高まる分野として、ビックデータ・IoT・人工知能などが挙げられます。

 

 

③自分に合った働き方で働く

 

近年、多種多様な働き方が受け入れられるようになったため自分らしく働けることに注目されるようになりました。

 

システムエンジニアとして、自身のキャリアパスを選択する上で、将来性のある業界だけではなく継続的に活躍できる働き方を見つけることが重要です。

 

技術を研鑽してスペシャリストを目指すか、それともマネジメント技術をみにつけてマネージャーを目指すか、フリーランスで独立するのか様々な選択肢があります。

 

 
 
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